私は鉄をつくるための原料を取り扱う機械設備の保全整備を行っています。保全とは設備が不調となり停止しないよう、大小様々な整備や補修工事をすることです。工事は計画的に実施される停止期間中に集中して行う場合と、日々の設備稼働中に行う場合があります。仕事の流れは、まずお客様と打ち合わせをして今回やる工事を確認するところから始まります。打ち合わせの後、補修案を立てて施工計画書を作成し、工事に必要な資材や道工具、レッカーなどの手配を行います。天井クレーンを使う予定なら、そのオペレーターを手配するのも私の仕事です。このとき気を付けていることは、同地区では他業者も工事を行っているため、干渉がないように調整することと、工事を行う場所や状況を把握して整理し、条件を整えることです。作業しやすい環境をつくることで、安全性と工事の品質が高まります。工事の成功は段取りで決まると言っても過言ではありません。あらかじめ現場現物を確認して入念に計画し、万全の準備をして工事を進めるよう心がけています。お客様との打ち合わせから施工計画書作成まで段取りを徹底する。名古屋支店 機械整備部鉄をつくるために必要な原料を取り扱う機械設備の保全整備を行う。片岡 健人KENTO KATAOKAProject.2焼結修繕工事施工管理職工事着手/進捗確認STEP.2完成報告STEP.3工事段取STEP.105 | SUGATEC
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